Moondropの新製品、Moondrop SSRをレビューします。
お久しぶりです。ファガイです。
久々にイヤホンのレビューします。今回はMoondrop SSRです。
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レビュー
moondrop SSRは一度中国で発売されたあと、初期ロットのケーブルに問題があり販売が一度停止したモデルです。
すでに海外ではリニューアルしたバージョンが注文できるようになっています。日本はまだのよう。
今回レビューしているのは初期ロットのケーブルに問題があったバージョンです。
そのこともあるし、買ってから時間が経ってしまってケーブルとか一部改造も加えてしまいました。
なので最初に感じたことを思い出しながら書いたあと、その後は現状の状態でのレビューとなります。
エージング前
まず、エージングを100時間やるのがこのイヤホンは推奨されています。
エージング前の最初聞いたときの音は
- 高めの高音が微妙に出てない気がする
- シンバルなどの音が響かずにすぐに音が消えてしまう
- 低音もボワついてる
といった印象を持ちました。
エージング20時間くらい
エージングを20時間ほどしたところ、高域の問題は解消されました。
低域も同様に、量はすくないもののアタック感のある低音です。
雰囲気KC06っぽいような感じもする。
といっても、これがMoondrop Spaceshipのアップグレード版とは考えにくい音です。おそらく、Spaceshipのアップグレード版らしい音として買ってしまうと失敗するでしょう。
あと感度とかの値を見ても明らかに音量が小さく感じました。
音量を結構大きくしてしまうのもあって、中高音が多少きつめに聞こえてしまうことがありました。
次第に感じることがあり
spaceshipであったことですが、ノズル側のベント穴をイヤーチップでいい感じに塞ぐと重低音がいい感じに聞こえて心地よいといったことがありました。
また、Moondrop SSRの音量の小ささから「もしやこれは低音がベントから抜けているのではないか」という疑惑を感じました。
そこで、ベントを紙シールで塞いでみることにしました。
これは非常に良い効果をもたらしました。
抜けていたであろう低音がガツン！と聞こえてくるではないですか。量が少し多いくらいにあります。
音量の問題も結構改善されました。
Moondrop spaceshipのアップグレード版といえる音が聞こえてきます。ただベントを塞ぐ量は人によって調整したほうが良いかもしれません。
さて現状について
現状はNICEHCKさんの激安純銀線ケーブルをつけて聞いています。
この激安純銀線ケーブルは非常に良いです。おすすめ。
レビューには今回、SMSL M500を利用しました。
先程もいいましたが、低域が多くで過ぎてしまうのでこの純銀ケーブルを利用して低域を少し抑えています。
特に中高音の解像度が高く感じます。そして量感のある低音。アタック感もあります。
音場は普通かちょい広めといったところ。定位も十分良く感じます。
結構メリハリがついていて歯切れがよく感じます。
ただ曲によっては低音が被さってしまうときがあります。
合う音源といえば、テンポがよいアニソンとかEDMとか合うと思います。
例えば、ナナシスのSEVENTH HAVENなどは低音のパンチが効いていて良いです。
ここなつとかも結構いい感じに聞ける曲が多く感じます。
この改造で聞く場合は思いっきりガツンとした感じに音量上げて聞くのもいいですし、ボリュームをまあまあ絞っても低音が聞こえてくるのでいい感じに聞こえやすいです。
7段階評価
評価はなんとも言えません。。。
ちょっとした改造をやった場合の評価は非常に好印象です。
高域☆6.5
中域☆6.5
低域☆6
低音を☆6にしているのはベントを塞ぐ幅とか素材とか、結構左右されやすいからです。
密閉性の高い素材で完全に塞いでしまうと低音がボワボワしてしまうと思います。ちょっと音が抜けるような素材で塞ぐほうが良いでしょう。
また、DAPなどによっては高域が多少ながら強くでたりするはずで、この辺りは再生機器にもよるでしょう。
買いたい
現状ではAliExpressからも買えません。 日本へ発送してくれないのです。。。何らかのコネがある方は買えそうですが・・・。 日本の販売もそう遠くなさそうですし、日本での販売を待っても良いと思います。
