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新たな進化が魅力的なRose Technics(ROSESELSA) QuietSeaIIのレビュー。

今回は、Rose TechnicsのQuietSeaIIのレビューをします。QuietSea初代も持っているのでここの比較ができればいいですね。
HiFiGO様より提供をいただいております。

スコア評価

高域 8.0/10
中域 9.0/10
低域 8.5/10
全体 8.5/10

Pros(良い点)

  • 近めに聞こえるボーカル
  • 2pin及びプラグ交換式になったところ
  • まとまりがあり、疲れにくい
  • 太い低音
  • Iよりも音に立体感が出た

Cons(微妙な点)

  • 低音はアタック感はあるが音が丸く若干アンチエイリアスがかかった感じ。
  • 音場はIよりは広いが一般的

概要

QuietSea II は、Rose Technics によるイヤホンで、複雑構造のデュアル磁気回路・デュアルチャンバー構成のダイナミックドライバーを搭載しています。
振動板には多層PEEK基材にカーボン銅を真空蒸着した球状ドームを採用し、レスポンスの速さと歪みの少なさを両立。ハウジングはCNC 5軸加工によるアルミ合金とポリカーボネート中空チャンバーの複合構造で、精密な加工と美しい外観を兼ね備えています。

ケーブルは新開発の「Jasmine」ケーブル(4股8芯構造)を採用し、4ピン自動ロック式コネクタによりプラグ着脱が容易。イヤーピースには液体シリコン製イヤーチップを採用し、快適な装着感と高い遮音性を実現しています。

仕様

  • 10mm 多層PEEK+カーボン銅真空コーティングドーム振動板
  • 感度:126dB
  • 周波数帯域:10Hz-40kHz
  • 2pin(0.78mm)仕様
  • OFC Litzケーブル

アクスタ等は最初から箱の中に入ってました。

リキッドシリコンタイプとイヤピが付いてるのは大きいですね。

以降はIとの比較です。

レビュー

環境

ここでは初代をI、今回のものをIIとして記載します。

エージングを100時間ほどしまして、確認していきます。ちなみにエージング前は結構低音の量が多く、もうちょっと引き締まってほしい印象でした。
エージングでだいぶ低音は引き締まって、良い感じに。ただ、曲によっては低域がボワボワする印象はあります。
結構エージングでイメージ変わるのでエージングはしっかりやったほうが良さそうです。

音のバランスとしては低域+2, 中低域+1, 中域+0, 中高域+1, 高域+0と言った印象。
低音は強いものの、あまり被さってる感じはなくすべての帯域鳴ってるように感じます。
低域がまず感じられますが、ついでボーカル域の主張を感じます。最後に高域。
中高域、高域はスパッっと切れるスピード感があります。

解像度は普通。低いわけでもなく、高いとも言いにくいライン。

ゆったりめの曲のほうが合うかな・・・?
YOASOBIのWatch me!はもともと高域メインの曲ですが、バスドラの圧があり、ボーカルも近くて非常に合ってると思います。
(Iだとちょっと音が荒れて聞こえるかもですね)

Iはちょっとごちゃっとした印象があったが、IIはまとまりのある音へ変化しています。代わりに高域は出にくくなった印象があるのでここは好みでしょう。
IとIIで音は一部似てる部分はありますが、結構別物かなという印象を持ちました。
Iでは結構なんでも主張させようとしてるイメージがあるんですが、IIはだいぶ落ち着かせてますね。ある意味特徴は減ったと言えるかもしれません。

購入

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