くっきり音質。Rose Technics QuietSeaのレビュー。
今回は、HiFiGo様より提供していただいた、Rose Technics QuietSeaをレビューします。ROSEといえば、BR5 Mk2が記憶にありますが、こちらの新しい1DDはどうでしょうか。
Gallery
箱を開けるとシェルの詳細のシートがまずは迎えてくれます。
シートを外すと、イヤホンとケースが確認できました。
中に入ってるものはこんな感じで、MMCX用の取り外し用の器具もついているようです。
このよくワイヤレスイヤホンにあるような感じの楕円形のノズルは特徴的ですね。このタイプになると通常よりも多少大きいイヤピが要求される気がします。
個人的にはもうちょっとノズルは長くても良いかもって思いました。
私はイヤピがどうしても密閉性に欠けていたため、Velvetイヤピに変更をしました。
5N OCCケーブルとのことで、こだわりも感じますね。
仕様
- デュアルチャンバー仕様の10mmシングルダイナミックドライバー
- 金メッキ真鍮チャンバー
- 自社開発のトポロジー振動板
- ikkoとのコラボによる亜鉛合金 CNC 機械加工シェル
- 5N OCC MMCXケーブル
- $109.99が基本価格のようですが、Amazonでは8000円程度で売られてます。
レビュー
低ドンシャリ傾向を感じるイヤホンですね。
1DDなこともあり、バランスは取れてるためそれほど苦手ジャンルがあるような傾向はありません。
レンジはそこまで広く感じないので、多少ごちゃつきを感じることはあります。
音に曇りを感じることは殆どなく、解像度も十分あると思います。
ikko OPAL OH2と同様のシェル?のようなのでこちらのイヤホンを持っていれば比較をしたのですが、残念ながら私は所持しておりません。しかしながらドライバー構成も異なるようですからシェルだけ流用したのかな?
最初はSIMGOT DEW4で聴いていたのですが、若干の駆動力不足がありiBasso DC06の方に変更しました。
高域
超高域は量はそこまで無いものの、鮮明なシンバルが特徴的です。
高域は駆動力不足だと後ろに回り込んでる感じになるのでちょっとパワーが必要です。この回り込んだ感じの高域が欲しい人はわざと低い物を使ってもいいでしょう。
中音域、ボーカル
ボーカルは比較的近めに感じ、くっきりしています。
歯擦音は基本的には感じません。
ギターの音も比較的近くに感じます。ボーカルほどではありません。
低音域
低音は通常より出てる印象があり、締まりがあり、くっきりした低音です。
主張はそこまでしないで、支えてくれている感じがあります。
重低音は出てますが、強くは感じません。
Remixのようにbeat感があり低音を押し出してくるような曲はしっかりと低音の良さを感じれます。アタック感も感じることができます。
評価
一般的なJ-POPを聞くには非常に合うイヤホンだと感じました。
アニソンのRemix等にも結構合いますね。
個々の音の解像度は高いものの、音の混じり合いが多くなるとごちゃつきを感じるのがこのイヤホンの唯一のデメリットかなと思います。(例えば、けいおん!のDon't say "lazy"のシンバル部分等。残響音とシンバルの音が交じるようなときにごちゃっとします。しかしながら、涼宮ハルヒの憂鬱のGod knows...のシンバルであればなんとか輪郭を保ってくれてます。)
それほどごちゃつきがない曲を基本的に聞くのであれば、くっきりはっきりした音を聞かせてくれるのでおすすめです。
価格はAmazonで8000円程度であれば選択肢としては十分良いと思います。
こちらのイヤホンは、
- ボーカルを重視する方
- 普通よりは低域が欲しいと思っている方
- 高い高域も出てほしいと思う方
におすすめだと感じました。
買いたい
購入したい場合、Amazon等で購入ができます。
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