今回はAFUL MagicOneのレビューになります。HiFiGo経由で購入いたしました。
AFULの1BAかつ、特殊な機構を導入しているということで発売前から話題でしたが、どうでしょうか。

Gallery

パッケージの裏側の日本語は怪しいです。日本の公式でも表記がーって書かれてました。

内容物は一般的な感じ。
イヤピは白いのと、赤青のものがありました。
ケースはSeeAudio Bravery AEでも見たことのあるケースです。中身はそれほど入りませんが、良い感じのケースです。

イヤホンを見ていきましょう。
非常に綺麗で、所有欲を満たしてくれるようなデザインです。

透明度も高いですね。
それほど気になりませんが、稀に3D整形の影響なのかカスのようなものが入ってるようです。
レジン充填なので、綺麗です。若干思うところとしてはチューニングネットワーク部分に気泡が残ってる箇所があるのだけ残念でした。

専用に作られたBAはAFUL ZWX-BA-100という表記があります。
リアにある空間から、左側の大きい空間に移動しています。

大きい空間を出た後は、うねうねの巻き貝構造があります。

巻き貝構造の最終地点はベントです。

ケーブルはLitz Type 4構造なのもあってか結構良い感じ。3.5mmと4.4mmで選択ができます。

仕様

1BA
自社開発広帯域ドライバユニット
巻き貝構造のサウンドキューブ
SEM(SE-Math)音響アーキテクチャ
インピーダンス：38オーム
感度：103db/mW
周波数特性：5Hz~35kHz
2pin仕様
Litz Type 4構造の32+37芯線構成の高純度無酸素銅および無酸素銅銀メッキケーブル
$139.99

レビュー

Loxjie D40 Proに標準の4.4mmケーブル、イヤピも標準のものを利用。最初はスマホで鳴らそうと思ってたんですが、解像度にいまいち欠ける感じがあったのでおそらく自分の環境で一番強いDACで確認しました。

最初に耳につけて聴いた瞬間、Performer 8と同様の音場の広さや空気感を感じました。
特許を取った技術が使われているようで、私は内部を見てもどうしてこんな音が鳴るんだろう・・・ってなりました。BAの後ろに空間があって、それを最終的にはベントに逃がしているんですが、その通路がグネグネしてたりするんですよね。
よくある例はバックロードホーンみたいな感じにノズル側に返してるのかと思ったんですが返してるようなノズルは見当たらず・・・。
おそらくBAの後ろに穴が空いているので、その部分を通じて音が跳ね返ってくるのかなとか色々想像しましたが謎です。

音のバランスは非常に良くできており、苦手なジャンルはあまりなさそうに感じます。
環境によっては若干低域寄りの音になると思います。そういうときはもう少し駆動力のある環境に移すとバランスが取れると思われます。