前回の記事に続きまして、KiiBOOM様より提供していただきましたKiiBOOM Evokeという2BA+1DDのイヤホンのレビューをしていこうと思います。

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箱は、前回のAllureと同じサイズで、中身のケースも同じものだったので共通化しているようです。

ケースの中は前回と変わりませんが、イヤホン部分が傷つかないように保護がされていました。

内容物は以下の通りで、ケーブルはAllureのものよりもグレードが高そうに見えます。

イヤホンは非常に綺麗です。レジンシェルでピカピカです。この綺麗さは所有欲を満たしてくれるでしょう。

上部にはダイナミックドライバーの圧の調節のためにもベントが用意されています。

ノズルはちょっと大きめですが、大抵のイヤピは付けれるかと思います。

ケーブルは銀色が強めの見た目です。

仕様

2BA(Knowles製) + 1DD(10mm LCP) のハイブリッド仕様。詳細を見る感じ2BAは1BA(中域用)+1BA(高域用)の模様
メディカルグレードレジン
2pin仕様
ケーブルは無酸素銅ケーブル
価格は$169から

レビュー

60時間程度のエージングをしたあとのレビューとなります。
確認に使ってるのはスマホ+iBasso DC06+Youtube Musicといういつもの。

前回に引き続きKiiBOOMのイヤホンなのですが、新参のイヤホンメーカーとしては相当バランスの良い万人受けするイヤホンを出してくるなぁという印象です。
傾向としてはちょっとだけドンシャリ気味ですかね。
高域～低域までバランスよく、解像度も十分あると感じられます。結束バンドの曲はちゃんと各楽器にフォーカスを持っていけます。
高域～中域はシャキシャキした音です。明るく、フレッシュな感じです。
低域は少しだけ温かみがあります。ちょっとだけね。低域はレスポンスの早さを感じられます。音のレンジ感は一般的です。狭くはないです。
ボーカルの位置は比較的近め。楽器も同じくらいの主張があります。ボーカルメインに聴きたい場合、曲によっては楽器に耳が寄ってしまうかもしれません。
サ行は刺さる気配はありません。
個人的にドラムのカラッとした音が出てくるのがこのイヤホンが良いなぁと思うところです。

また、前回に引き続きですが、イヤピは別物を使ったほうが低域がしっかり聞こえて私は良い印象を受けました。