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Kiwi ears Cadenzaというベリリウムコート振動板のイヤホンレビュー。

今回は、Linsoulさんから提供していただいた、Kiwi ears Cadenzaというイヤホンをレビューしていきます。 こちらのイヤホンは$35程度で販売されています。

Gallery

箱はこんな感じ。

入ってるものは以下です。

イヤホン本体、ケーブル、イヤピ3種、説明書といった感じになります。
イヤピに関してはいまいち詳細がわからなかったのですが、私は左のものを使っています。

仕様

  • 10mm ベリリウムメッキ振動板ドライバー
  • シェルはメディカルグレードのレジンを使用
  • 2pin仕様
  • 4色展開

一部のレビュー者がピュアベリリウムと言っていますが、箱側面にはしっかりとベリリウムコートダイナミックドライバーと表記があります。

レビュー

ベリリウムコートということもあって、エージングに結構時間がかかりそうでした。
50時間程度鳴らさないと本来の音にならない感じがあります。

エージング前に聴いた感じでは、非常にあっさりした音でレンジの広さを感じました。だいぶあっさり系の音だったのでまあ価格なりかな?と思いました。

以降は、エージングを50時間程度行ったあとのレビューになります。
環境はスマホ+DC06+YouTube Music、リケーブルでNICEHCK SilverLoongとなります。

エージング後は、あっさりして芯が多少細く感じていた音もだいぶ厚みのある音に変化しました。
ケーブルは変えたほうが良さそうです。見た目は良いのですが、結構中高域で足を引っ張ってる感じがします。結構ケーブルでイメージが変わるキャラなのかなって思います。

ボーカルは近くていい感じですが、多少エッジが刺さるときがあります。
音のバランスとしてはちょいドンシャリ寄りですね。エージング前はちょい高域よりかなって思ったんですが低域もしっかりと出てくれる感じになりました。ただベースに関してはそこまで主張がないので個人的にはもうちょっと主張してても良かったかなと思います。(重低音が結構量感がある感じ)
ベリリウムメッキということもあって、低域のスピード感は良い感じです。ちょっとだけ弾む感じ音です。
解像度もこの価格としては十分あるなと感じられます。ほんの気持ちギターの解像度だけ低いかもしれないかも。
分離感も良いですが、中高域はちょっと量感があると潰れがちかな。

歯切れのよい曲は合いやすい。ただし、エージングはしっかりやること。

7段階評価

高域:★★★★★★☆ 6.0
中域:★★★★★★☆ 6.0
低域:★★★★★★☆ 6.0
レンジ:そこそこ広め
ボーカル:近い

$35にしてはまとまりのよいイヤホンで、おすすめできるイヤホンです。

買いたい

購入したい場合、提供元のLinsoulやAmazon、AliExpressなどで購入できます。

Linsoul↓
Kiwi Ears Cadenzawww.linsoul.com

amazon
amzn.to

AliExpress↓
www.aliexpress.com