イヤホンのレビューするかもしれない。

ファガイがイヤホンやヘッドフォンなどのレビューをするかもしれないブログ

KiiBOOM Allureレビュー。ベリリウムコートDLC振動板のイヤホン。

今回は、KiiBOOM公式より提供していただいたベリリウムコート振動板1発のイヤホンであるKiiBOOM Allureをレビューしていこうと思います。
KiiBOOMは主にカスタムされたキーボードなどを販売しているメーカーです。最近はイヤホンを販売し始めたようで、そちらのイヤホン2種を提供していただきました。(2BA+1DDのEvokeに関しても今後レビューを載せるのでご期待ください。

Gallery

外箱。おもったより大きかった。

ケース。外箱の中はケースだけです。

ケースの中はこんな感じになっており、ふわふわもこもこの素材がイヤホンを守ってくれるようになっています。
ただケースはおもったよりも大きいため、持ち運ぶとイヤホンが固定できずにコロコロします。もうちょっと小さいと良かったかな。

中身に入っているものは、イヤホン、ケーブル、イヤーピースと最低限になっています。

イヤホン本体は非常によく出来た作りです。
プレート部分はおそらく薄い木がデザインとして入っており、これは製造ごとに模様が異なるようです。私のものは緑が強くありませんでしたが人によってはもっと緑が強そうです。

ケーブルもイヤホンのイメージを考えた緑と黒のケーブルです。
取り回しは良くも悪くもなく普通で、ケーブルの作りも安っぽくない作りです。

仕様

  • ベリリウムコートDLCポリマー振動板
  • 0.78mm 2pin仕様
  • CNC加工されたアルミハウジング
  • $99

レビュー

50時間程度エージングを行ったあとのレビューになります。
再生環境はいつものスマホ(YouTube Music)+DC06です。Tempotec V6でも良いんだけどね。

音のバランスは真ん中を5として、sub bass 6, bass 5, mid 6, mid high 7, high 5。と言った感じでしょうか。比較的明るめのイヤホンに位置すると思います。
超高域の音も出ますが、音量は小さめです。一部のシンバルの音が小さく感じ、もう少し伸びて欲しさがあります。
ベリリウムコートにしてはパンチは少ないようには感じます。悪いというわけではなくて、普通のイヤホンの音色だなという感じです。

サウンドフィールドは一般的に感じます。ただリケーブルでここは広く改善できる印象です。
最近はぼっち・ざ・ろっくの曲ばかり聴いているのですが、ボーカルは近く、ギターの音も結構前に鳴ります。
ベースの音はそれほど主張はないものの聞き取れるほどの音量と分離があります。
ドラムは後ろの方で支えてる感じがあり、スネアの音が心地よいです。
解像度も十分あり、サ行も刺さらないため比較的疲れにくいイヤホンです。

イヤピの質はそこまで良くないため、イヤピは変更するのがおすすめです。
私の場合、標準のイヤピではちょっと浅いため低域が抜ける感じがありました。SpinFit CP100+などに変えることで、低域の量感がアップしバランスが良くなります。

7段階評価

  • 高域 ★★★★★★☆ 6.0
  • 中域 ★★★★★★★ 6.5
  • 低域 ★★★★★★☆ 6.0

あまり聞いたことがなかったメーカーではあったのですが、この音が$99なのは結構良いのではないでしょうか。
価格を考えるとおすすめできるイヤホンです。

買いたい

購入したい場合は、KiiBOOM公式または公式のAliExpressセラーより購入が可能です。

KiiBOOM Allurewww.kiiboom.com

https://www.aliexpress.com/store/1102343092www.aliexpress.com