低音をたくさん感じたい人に。2DDイヤホンの7HZ Legatoのレビューです。
こんにちは。今回はLinsoulさんから提供いただいた7Hz Legatoという2DDのイヤホンのレビューをしていこうと思います。
Gallery
まずは箱。デュアルダイナミックであることを大きく主張しています。
裏はこんな感じ。
箱から出すと、イヤホンのケースが現れます。
サイズは多少大きいですが、大きすぎないのでこのケースが欲しい人もいそう。
開くとこんな感じ。
内容物は以下のようになっており、イヤピがたくさん。
ノズル部分のフィルターも替えがついていていいですね。
ここからは本体。
2DDなのもあって、ちょっとイヤホンは大きめです。
ただ高さがあるだけでおもったよりも大きさは気になりませんでした。
以下はケーブル。暗めの皮膜で、不透明ではなく中の線が見えます。
ケーブルの質はそれほどわるくありません。
仕様
重要そうな部分だけ。
- 12mm N52 ウーファーと6mm ツイーター/ミッドレンジ ドライバー
- 日本製のタンタルコンデンサを利用したクロスオーバー
- CNCアルミ筐体
- 2pin仕様
- ケーブルはOCC+銀メッキOCC線
- $109
となっております。
レビュー
まず、エージング前は低域が全体的に主張が強いだけで他の帯域はそれほどって感じでした。
エージングが進むにつれて、低域に張りが出てくるようになり弾むような低域になって、他の帯域も結構出てくるようになりました。
これからはエージング50時間程度の感想になります。
今回はスマホ+HiBy HD3でチェックしました。
何と言っても弾むような低音が非常に心地よく感じます。
低域は量が多めですが、他の帯域を邪魔するほどのものではなく低音が苦手という人でなければ大丈夫だと思います。
2DDってバランスがあんまり良くなかったりしますがこちらのイヤホンはしっかりとクロスオーバーがされているため自然に聴けます。(ドンシャリ)
解像度も十分あって、現時点での2DDイヤホンの決定版と言っても過言ではないかもしれない。
ボーカルは近くも遠くもなく、まあ一般的・・・ですかね。
合う曲は低域が弾むような曲が明らかに合いますね。結束バンドの曲はいい感じです。
ただ、もとから低音の量感が多い曲の場合、低音過多でウォームになってしまうのでこれは曲次第なんですが注意かも。
ここからはリケーブルを行ったらどうなったかという話を。(BlackCatのバランスに変更しました)
リケーブルをすると、明らかに高域の明瞭性が上がるのを感じます。
ただリケーブルをすると低域も量感が増える感じがあり好き嫌いがありそう。ケーブルにもよると思うけど。。。
最後にですが、筐体の後ろのベントからそこそこ音漏れしている感じです。
聴く音量にもよるかと思いますが、場所は選ぶ必要はあるかもしれませんね。
評価
良い点
- 力強く広く深く弾む低音
- 十分な解像度
- 上手く刺さらないくらいに調整された高音
悪い点
- 後ろのベントからそこそこに音漏れする
提供されたものではありますが、こちらのイヤホンは気に入ったので今後も使っていきそうです。
低音好きならおすすめ。そうでなくても結構買って見る価値はあるかと思います。
買いたい
提供元のLinsoulより購入が可能です。
アマゾンからも購入できます。